- HOME
- 診療案内
訪問歯科診療
中讃地区を中心に、当院より半径16km以内で訪問歯科診療を行っております。ご自宅・施設のどちらにも伺っており、離島にも訪問可能です。歯科衛生士による口腔ケアと歯科医師による治療を受けていただけます。
訪問での治療内容は、診察室で行うものとあまり変わりはありません。入れ歯の調整・作製や抜歯、お口のクリーニングなどを受けていただけます。施設へは、口腔ケアのために歯科衛生士が月に4回、歯科医師が治療のために月に1回訪問しています。
訪問時は患者さまの体温はもちろん血圧、血中酸素濃度なども測定し、パルスオキシメーターなどでモニタリングしながら治療を行います。リスクを軽減するため、患者さまのその日その時の体調次第で治療の中止や中断がございますことを、ご了承ください。
また、患者さまご本人やご家族の方、ケアマネージャーの方と、飲まれているお薬などについて綿密に連絡を取らせていただきます。
小児歯科
院長が、会話やちょっとした遊びを通じて、お子さまと信頼関係を構築してから治療します。お子さまの治療は時間がかかるものという前提で考えておりますので、歯医者が苦手なお子さまも気兼ねなく連れていらしてください。
当院では、お子さまが歯医者嫌いになってしまわないように、治療中も遊んだりお話をしたりして、治療がお子さまにとってつらいだけの時間にならないよう心がけています。スムーズにお口を開いてくれるように、学校や遊びの話をしたり、キッズルームで積み木やブロックを使い一緒に遊んだりして、打ち解けてから治療に入ります。また、お子さまの集中力が続く時間は短く、かつ10分、20分と個人差がありますので、一人ひとりに合わせた治療時間で対応しています。
なお、ご来院時間については可能な限り午前中をおすすめしています。午前中はお子さまが元気であるという理由に加え、もし治療後に体調の変化があった場合、午後の診療時間で対応ができるからです。
入れ歯
入れ歯は保険診療を基本に提案していますが、患者さまのご要望があれば自由診療にも対応いたします。まずは、お手頃価格で修正にも対応しやすい保険適用の入れ歯をお試しいただき、その上で「もっとよく噛みたい」「見た目を良くしたい」という場合は、お気軽にご相談ください。
当院では、自由診療の入れ歯として、金属床義歯、ノンクラスプデンチャー、コンフォート義歯を取り扱っています。特に当院がおすすめしているのは、コンフォート義歯です。コンフォート義歯は、入れ歯の歯茎の部分を生体用シリコーンというクッション材で覆うものです。クッション性があるため、噛みやすく外れにくくなっています。
予防歯科
歯科衛生士が定期的にお口の状態をチェックしてブラッシング指導を行い、お口の環境改善と良い口腔環境の維持を目指します。定期検診の内容や頻度は、一人ひとりお口の状態などを考慮してご案内いたします。
予防は、「自ら行う」ことが大切ではあるものの、どうしても自分一人ではお口の中のことを把握するのは難しいと思います。例えば、歯石のたまりやすさには個人差があり、これは歯磨きの技術だけでなく、生まれ持った唾液の性状などにも左右されます。
だからこそ、当院では歯科衛生士がしっかりとお口の状態を確認した上で、ブラッシング指導と適する検診頻度のご案内をさせていただきます。定期的に口内と歯磨きのチェックを受けることで、徐々に口内環境が改善していき、その状態を維持することもできるようになっていくと考えています。
虫歯治療
できる限り痛みが少なく治療を受けていただけるよう、ほんの少しでも痛みが出そうであれば麻酔を使用しています。また、できる限り保険の範囲内で、白い詰め物で仕上げられるようにしています。
痛みを抑えるためには、麻酔を使用することはもちろん、なるべく少ない切削量で処置するようにしています。これは、できるだけ患者さまの天然歯を残し、歯を長持ちさせることにもつながっています。
削った部分については、CAD/CAMというシステムを使用し、白いセラミックの詰め物を可能な限り保険診療で入れられるようにしています。保険適用範囲には条件がありますので、まずはご相談ください。
歯周病治療
定期的なケアを重視し、2、3カ月に一度歯科医院でのメンテナンスを推奨しています。歯周病の症状が重い方への歯茎を切開する手術にも対応していますが、基本的には、その前の段階で症状を食い止め続けることを大事にしています。
メンテナンスでは、歯周病の進行状態を主とした口内のチェックと、歯科衛生士によるお口のお掃除を受けていただきます。症状がないからといって「治った」と判断はできない病気なので、歯科医療従事者の目で定期的に確認をさせていただきます。
歯周病が悪化した場合、歯石を取るため、あるいは歯が抜けないようにするために歯茎を切開する手術が必要になります。「フラップオペ」といい、当院でも対応しています。ただし、基本的には、手術をしなくて済むように症状を食い止めることを目指しています。
審美治療
CAD/CAMを使用し、白い詰め物・被せ物を可能な限り保険診療でご提供しています。また、さらなる耐久性や見た目を追求される方には、メタルボンド、ジルコニアなど自由診療の素材の用意もございます。
メタルボンドは、色調の自然さはセラミックに劣りますが、金属が使われているため強度があります。それに対し、ジルコニアセラミックは強度と見た目を両立した素材のため、特に奥歯に向いています。ご予算やご希望をお伺いした上で提案いたしますので、お気軽にご相談ください。